なんというか、、(こんなこと書いたら石が飛んできそう^^;シリーズ その2)

前回、頭の中にあるモヤモヤを吐き出すことで少し自分でも整理が付いた気がします。

で、今回は、「かぶらないで持つための最低条件の検証」をしてみます。

1.利用料金
1−1.au:四捨五入すると9千円になる8千円台。
    通話、EZWEB、C-メール、Eーメール(携帯アドレス)、PCサイトブラウザ、ダブル定額、通話はSS。EZWEB利用料金。
    定額は携帯からの使用のみで、モデムとしてPCに繋げた場合のパケット料金は従量制(USBモデム機能あり)。
1−2.EM:四捨五入すると6千円になる5千円台。
    通話付加。通信料金は定額。本体のみならず、PCに接続してモデムとしても料金は変わらない。高速。
    通信環境は電話回線、無線LAN、BT。WM5。
※以上は現在保有している機種です。NOKIA E61保有しており、過去にはDOCOMOのSIMを刺していましたが現在は待機中です。

1−3.SB(X02HT):新しいキャリアなので、新規登録。
    出来るだけ定額にしたいと仮定した場合の通信・通話料金関係
    ・ブループランSS:無料通話1000円分付きで3,400円現在のauと同条件。但し、オレンジと違い無期限ではなく2ヶ月繰越。
     ↑は自分割り50(2年の縛りあり。auの誰でも割りと同条件)適用で半額に。
    ・パケット定額BIZ:5,700円
    ・S!ベーシック:300円(EZmulti&高速パケット料金相当オプション。ウェッブアクセスの場合必須なのでX02HTも必須。)
    以上合計1,700円+5,700円+300円=7,700円
    これに新機種購入を(上記50割を前提に機種も2年契約で月780円を加味すると、8,480円(税込み支払い価額:8,904円)


因みに、auも現在誰でも割りで基本料半額ですので通信料に関するペナルティーはほぼ一緒と思われます。
X02HT本体は2年契約前提で780円(税込みであったか課税前であったか忘れました。カウンターで見せてもらっただけなので。)
については、仮に1年で解約、機種変更すると、インセンティブ差し引き前の残りの月数(12ヶ月ではなく15ヶ月と言われた様な、、)
を支払うので、四捨五入すると5万円になる4万円台の金額を支払うことになるようです。

で、X02HTの位置づけは、非常に微妙というか、「惜しい」。
Biz定額の範囲がPCモデムとして使用しても適用される(願わくばBTでもモデムとして使用できれば)のなら、
EMは(私の使い方においては)不要ということになりますが、今はそうではありません。
では、携帯(au)を解約して代わりに出来るかといえば、前回書いたように、携帯としてのインフラは弱いので、難しい。

やはり、WMのEMの代替機として位置づけるのが妥当と思います。
(PhatNote、GooSyncは動作するようですね。これで「ひかる」も動作すればWMとしてはアプリの条件はクリアーです。)
そのためにクリアーすべき壁は、概ね以下の3点です。
1.PC用のモデムとしても定額範囲内であること。
2.機種の2年契約の縛りを前提とした購入契約体系。
3.WMの「MyDocuments」の問題。

1.と2.は、試算の前提がこれ以上になると、現段階でもEMより高く、携帯と同等ですのでこれ以上財布の紐はちょっと。、、
3.は、主にメインメモリーの話です。
これは使い方次第なのですが、私の場合、WM経由で同期しているファイル類が多いのですが、
ActiveSyncで同期されるMyDocumentsフォルダーが外部記憶(MicroSDなど)に移せないので、
かなり厳しい状況です。(PhatoNotesやひかるのように、WMでもPCでも動作するファイルも含みます。)
ActiveSyncをしつつ、本体のスイッチなどでUSBストレージとしても認識してもらえれば話は別なのですが、
EMでは少なくともクレードル、USB経由でActiveSyncをすると、一旦切り離すまでロックされます。

もう一点。
上記2.の絡みですが、WM6が今のまま2年間ハード的にバージョンアップに耐えられるか、という問題があります。
私が使っているauの機種は、OS不具合等があるとメーカーから携帯本体にメールが届き、
或いは既に携帯のメニューにもバージョンアップ確認メニューが存在するので、
手元から携帯を手放すことなく、自分の都合に応じたタイミングで自動的にメーカー側からバージョンアップしてくれます。
WM機は、EM・ONEのWM6Updateを見ても解るとおり、キャリアやメーカーが手取り足取り面倒見てくれるわけではありません。
X02HTの場合、「携帯」部分と「WM」部分があるわけですが、
今日窓口で聞いた限りでは、どちらも自分から動かない限りアップデートや対応は望めないようです。
2年間、自分に機種変更する理由が無くても、WMのバージョンアップ等でハードや依存ソフトが対応できなくなり、
機種変更したくなる可能性はあると思うのですが、その場合、購入者である私自身が「ペナルティー」を払わなければなりません。
全額一括払い(Web購入)の道は在りますが、7万円は結構高い。(カードで購入してリボや分割という形にすると
前述の試算の前提金額である780円以上別途支払うことになります。

実現性の無い文句を並べている、と感じる方も多いと思いますが、
私は、そうではなく、
「SBがもし、Biz定額の現状料金額の範囲でPCモデムとしての使用を認め、
機種購入額の支払いパターンも上記を満足させるコースを提示する戦略をとれば、
EM、KDDI(H゛)にも対抗しうる強力な材料になると思えるのに、
何故動かないのか」
と、考えています。

以上、あくまでも私自身の環境やニーズと契約の現状に照らして行った検証です。
検証条件に曖昧さや不備があるかもしれません。
ご指摘いただければ幸いです。